2012年9月12日、マスコミ報道によると岩見沢市が大変なことになっているようです。
膝まで水に浸かりながら自転車を押す人(テレビ画像より)
レスキュー部隊が避難民をゴムボートに乗せて運搬(テレビ画像)
水没して動けなくなった車(テレビ画像)、これは大変なことになっているみたです。
ということで、昨日コスタリカから帰ったばかりで時差ボケでフラフラでしたが、体にムチ打って岩見沢まで行ってみることにしました。
札幌から車を飛ばして約1時間、まずは、岩見沢河川事務所に行って説明を受けました。
右に顔が欠けて写っているのがうちの客員教授のMohamed Nabi先生、実際の浸水状況は見たこと無いので、興味深々です。石狩川の支川の夕張川支川の利根別川の大和橋上流左岸が
朝の7:00頃職員が携帯電話で撮影した映像です。リアルですね。右のアパートは後で私の撮った写真にも出てきますので覚えておいて下さい。
同じく携帯の映像、大和橋上流左岸での緊急水防活動の様子、朝7:00頃だそうです。
河川事務所さんからの情報で大凡の現地浸水範囲を把握、このあと現地に行ってみました。
このあたりは肉眼で見ても地盤が低い、そのうえ道路工事中で舗装前のためドロドロ
先ほどの携帯の写真に写っていたアパート、もう水はすっかり引いている。朝5:00~7:00頃がピークで午前中にはすっかり引いたようだ。
とにかくドロドロ、水害の規模は小さくても、一旦冠水すると掃除が大変であることがよく分かる。
マスコミ関係(北海道の放送局)の皆さんもなにやら必死で調べています。緊急速報だけじゃなく、事後調査もしっかりということかな?
最近、本州の集中豪雨水害を受けて「北海道もどう備えるか?」なんて特集でも考えているのかも。。。
利根別川に行ってみました。全然流れていない。勾配がゆるくて、流れにくそうな川である。
越水地点、土嚢やビニールシートで緊急水防活動の跡が見 られる。
自分なりの調査結果による浸水範囲、400m×300m =12haという程度か。
岩見沢市のホームページから引用
床下21件、床上2件・・・・
現地を見た限りそれほどでも無かったが、岩見沢市は万一を考え住民に避難勧告を発令しました。対象は7,904人、3,672世帯、実際に避難したのは65人だそうです。
結果的に被害は少なくても勇気を持って避難勧告を出した岩見沢市は偉いと思いました。
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